人口減と高齢化 団塊世代を考える

人口減と高齢化 団塊世代を考える


私の住む埼玉県は、「人口増加の続く若い県」である。
しかし2年後には人口減少の県になると推計されている。

東京や神奈川が増加している中、
埼玉県は710万人から650万人に急減するという。

当然それにともない高齢化比率は高まり、
労働人口は減少し、
もちろん少子化になっていく。

潜在的な成長率は下がり、
老年人口(65歳以上)は現在は全国平均を下回っているが、
7年後には東京を抜き、
その後は全国平均よりも高い「老人県」に向かうと推計された。

じつは団塊世代が39万人と突出して多い県でもある。

日本全体の問題でもあるが、
若者が住みたいと思わない場所になってきたら悲惨な結果だ。

埼玉都民などと揶揄される労働人口が定年を迎えて、
勤務先への適度な場所としての利用価値ならば、
今後一気に衰退することも当然予想される。

これからの価値観をしっかり見据えて、
地域活性化を行わないと、
近い将来(それもかなり直ぐ)に、
廃墟となったホームセンターだらけの街になってしまう。

個々の市町村で市民型のヴィジョンを市民自らが策定していくことが
急務でないかと思う。

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